
今年に入って腰がめちゃ痛くて取れるんちゃうかともがいていました。
どうもこうは(@kouha_bLOG)です。
今回はテレワークの会議通話から動画配信まで幅広く使えるダイナミックマイク。
オーディオインターフェース無しで使えるSHUREのMV7をレビューしていきます!
SHURE MV7とは?
SHUREから発売されているゲーム実況や配信、ボーカル、ナレーションレコーディング、テレワーク、web会議通話等多種多様な用途に使えるUSB接続とXLR接続両方可能なダイナミックマイクです。

有名なメーカーなので一度は目にした事が有るのではないでしょうか?
SHURE MV7 スペック
トランスデューサー | ダイナミック型(ムービングコイル方式) |
指向性 | カーディオイド(単一指向性) |
周波数特性 | 50~16,000 Hz |
インピーダンス | 314Ω |
レコーディング音質 | 24bit/48kHz |
調整可能なゲイン幅 | 0~+36dB |
Sound Pressure Level | 132dB SPL |
感度 | |
XLR接続時 | -55dBV/Pa@1KHz |
USB接続時 | -47dBFS/Pa@1KHz |
ミュート機能 | スイッチ有り(USB接続時のみ) |
リミッター機能 | 有り(USB+専用ソフトウェア使用時のみ) |
コンプレッサー機能 | 有り(USB+専用ソフトウェア使用時のみ) |
出力端子 | 3.5㎜(USB接続時のみ) |
接続コネクター | XLR端子+microB端子 |
システム要件 | |
|

XLRとUSBの接続を選択できるダイナミックマイク。
USB接続ではオーディオインターフェースの必要が無くそのまま使えます!
USB接続では専用のソフトウェアを使用してカスタムできるのと本体の機能をフルに活用できます!
またUSB接続時は本体にイヤホンをつけて音を聴きながら自分の声をモニタリングできます。
SHURE MV7 外観
SHURE MV7 開封&同梱物
しっかりとした箱に梱包されていて内容物は
- MV7本体
- クイックスタートガイド
- USBケーブル2本(A~microBとCから~microB)
- 5/8~3/8変換用ネジ
- 保証書
この五点が同梱されていました。
SHURE MV7本体
しっかりとしたサイズ感で長さ16cm、縦6cm、重量は554g(マイク本体と取付金具含む)
よくあるカラオケ系のマイクでは無く、取付金具(ヨーク)は有るがスタンドは無し。
スタンドがついてないので別途用意が必要です。

カラーはブラック以外にシルバーも有ります。
SHURE MV7 同梱USBケーブル
USBタイプAからmicroBケーブル
USBタイプCからmicroBケーブル
MV7本体に接続する部分がmicroBタイプなのでそこから接続機器に応じてAかCのどちらかを使用します。
長さは共に約3メートル。
本体ウインドスクリーン取り外し
ウインドスクリーンを外した状態
ウインドスクリーンはかぶせるだけなので簡単に取り外しが可能。
マイク部分が先端についていてここから音を拾うタイプ。
コンデンサー型と違いカラオケマイクと同じで、一定方向から音を拾います。
なのでマイクの後ろとかの音を拾いにくく音を拾う場所をうまく定めれます。
ウインドスクリーン単体
スポンジは分厚くきちんと風防の役割を果たしてくれます。
ウインドスクリーンはパピプペポ等の破裂音を話すと、空気が一緒に漏れる際にマイクがボフボフとならないようにしてくれるものです。
SM7B用のウインドスクリーンを流用してより効果的に使うといったカスタムも存在します。
本体背面
本体背面のコネクター部分
左にモニター用の3.5㎜ヘッドホン用の端子
USB接続時は自分の声を聴くサイドトーン機能も使えここから音楽も聴けます。
真ん中はXLR端子
キャノン端子と呼ばれるものでこれをオーディオインターフェイスに接続、それを介してデバイスに接続します。
音質は上がりますが別途オーディオインターフェイス(大体10,000円↑)も必要になります。
右が付属ケーブル用のmicro USB type Bの接続端子
これで接続するとオーディオインターフェイスが無くてもそのまま使えます。
専用のソフトウェアの使用や、本体のミュートボタン等フルで使用できます。
本体タッチパネル部分
本体のミュートや音量調整はタッチパネル式になっていて物理ボタンは有りません。
本体を正面に見て右にミュートボタン
押しにくい場所にはありますが、ミュートにしてもブツンとなる事もなくスムーズなミュートができます。

本当に押しにくく、個人的にはこのボタンを押してミュートにすることは有りませんでした。
真ん中のインジケーターは左がマイナス、右がプラスで左からなぞればヘッドホンやマイクボリュームを上げれます。
逆に右から左になぞれば下げれます。
右のボタンはマイクのボリュームかヘッドセットのボリュームどちらを調整するか切り替えれるボタンになります。
一番右の鍵マークはソフトウェアからロックがかけれ、ロックすればパネル操作が無効になります。
タッチパネル操作感

操作感は動画の通り少しもっさりしていて正直使いづらい・・・
なので私はこのタッチパネルで操作を行うことが無くソフトウェアでの操作しています。
SHURE MV7 使用感
discord(ボイスチャットツール)を使用して会議通話した所、音がクリアになりとても聞こえやすいと評判でした!
ヘッドセットの音に比べ音がこもる事無く綺麗で聞こえやすく、声以外の音はあまり拾わず会話を遮る事もありませんでした。
専用ソフトウェア
自動レベルセットアップ画面
プリセット |
自分の設定を保存して呼び出せる項目。 |
マイクミュート |
マイクのミュートの切り替え項目。 |
モニターミックス |
MV7にヘッドホン等をつけた際に自分の声と再生中の音のバランスを調整できる項目。 |
マイクの位置 |
マイクの位置を少し離しても声の拾い方を増幅させてくれる項目。(コンプレッサー機能) ニア、ファーの2種類が選べる。 |
トーン |
暗い、ナチュラル、明るいの三種類から選べ、音質を変えてくれる項目。(イコライザー機能) |
LED動作 |
本体のインジケーター部分のライティングカスタムの項目。 ライブメーター、夜間モードの2種類を変更できます。 |
マニュアルセットアップ画面
プリセット |
自分の設定を保存して呼び出せる項目。 |
マイクミュート |
マイクのミュートの切り替え項目。 |
マイクゲイン |
マイクで拾った音をどの程度の音量、音圧で入力するかを決める項目。 |
モニターミックス |
MV7にヘッドホン等をつけた際に自分の声と再生中の音のバランスを調整できる項目。 |
EQ |
イコライザー (Equalizer) とは、 音声信号の特定周波数帯域 (低音部や高音部、ノイズ成分)を強調、 減少させる事で音質の補正や改善、あるいは積極的な音作りに使用される機能。
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リミッター |
音割れをしないように最大音声に制限をかける項目。 |
コンプレッサー |
コンプレッサーとは、音の大小の差を均一にする機能。 効果を上げれば余計な音も拾いやすくなるので注意が必要。
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LED動作 |
本体のインジケーター部分のライティングカスタムの項目。 ライブメーター、夜間モードの2種類を変更できます。 |
専用ソフトウェア ShurePlus MOTIV の画面になります。
簡単に設定ができる自動レベル、そこから少し細かく調整が可能なマニュアルの2パターンからセットアップが可能になります。
自動レベルでの調整はイラストも有り視覚的にも簡単に行えます。

MV7の音質サンプル

全てではないですがEQやマイク距離を変えたサンプルの音質です。
テスト時の共通環境
- エアコンON
- マイクアームからMV7を吊り下げた状態
- USB接続
録音はOBS、そこから音声データだけを抜き取ったままの物です。
OBSの録音の設定でノイズ低減などのフィルター機能は使用せず録音しています。
環境:口元からマイク位置/15㎝ 設定:マイクの位置/ニア トーン/暗い
環境:口元からマイク位置/15㎝ 設定:マイクの位置/ニア トーン/ナチュラル
環境:口元からマイク位置/15㎝ 設定:マイクの位置/ニア トーン/明るい
環境:口元からマイク位置/30㎝ 設定:マイクの位置/ニア トーン/ナチュラル
環境:口元からマイク位置/30㎝ 設定:マイクの位置/ファー トーン/ナチュラル
環境:口元からマイク位置/30㎝+背面 設定:マイクの位置/ファー トーン/ナチュラル
環境:口元からマイク位置/15㎝+風防無し 設定:マイクの位置/ニア トーン/ナチュラル
環境:口元からマイク位置/15㎝+風防有り 設定:マイクの位置/ニア トーン/ナチュラル
破裂音
環境:口元からマイク位置/15㎝+風防無し 設定:マイクの位置/ニア トーン/ナチュラル
破裂音
環境:マイク前面にキーボードを配置してタイピング
環境:マイク背面にキーボードを配置してタイピング

今見ているデバイスの環境で聞こえ方は変わるのであくまでこんな感じととらえてお聞き下さい。
SHURE MV7 メリット デメリット
メリット
- 音質はヘッドセットについているマイク等よりとても高い。
- オーディオインターフェイスが無くても使える。
- ダイナミックマイクなので環境音を拾いにくくノイズが少ない。
- PCやMac、iOS,Android端末と幅広く使える。
- 専用アプリで比較的簡単に設定が可能。
- コンパクトで軽量。
音質は本当によく、オーディオインターフェース無しで会議通話から動画作成、配信と幅広く使えます。
ミッドレンジ寄りの音質で声を使う音声配信作業等にとても向いていると思います。
使い方をよくわからないままマイク、オーディオインターフェースと揃えるのは金額もかかり、設定も難しい部分はあると思いますが、MV7単体で使えるので複雑な設定も無くすぐ使えるのがメチャクチャ使いやすいです!
USB接続のマイクは他にもありますが、USB接続のみであったりコンデンサー型が多いです。
MV7にはXLR端子も搭載されているので、オーディオインターフェースにつなげてステップアップする事も可能です。

音質も良く拡張性も高く長く使える高性能なマイクです。
デメリット
- 価格が高い。
- 別途マイクアームやスタンドが必要。
- 本体のインジケーターの操作感があまり良くない。
- ゲイン調整幅がそこまで高くなく、少し離した位置にマイクを置きぼそぼそ声で話すと十分な音量で声を拾えない。
- iPhoneにつなげるための専用のライトニングケーブルが少し割高。
価格は決して安価とは言えず、別途マイクスタンドやアームも必要に。
しかしXLR端子でも使えこれ一本からステップアップもできるので、買い替える必要もないことを考えると音質も良く比較的安く使い勝手が良いと思います。
MV7だけ購入しても自立しません。
タイピング音等机の振動もマイクは拾うので思い切って一緒にマイクアームを購入するのがオススメ。
ゲイン調整幅が低いですがこれはマイク位置を近づけてうまく対応できます。
本体の調整機構自体操作がもっさりしていて使いづらく基本ソフトウェアでの操作になってしまいます。

本体のインジケーターの操作感があまり良くないのがちょっと悲しい。
SHURE MV7 まとめ
個人的に購入して良かったなと思える商品です。
音質も満足いくものでオーディオインターフェースを必要としない接続方法。
PCでの使用においてソフトウェアでの操作も簡単で設定も楽。
しっかりとしたマイクの作りで所有感も満たされます。
ボイスチャットに使用した時も周りの反応もかなり高評価。
- 環境音もあまり気にならず、何を話しているか聞き取りやすい。
- 声がクリアになった。
等々言われました!
口コミにおいても
- コスパ最強
- テレワークにおいて最強のデバイス
- めちゃめちゃオススメ
等々かなり高評価を目にします。

最初オーディオインターフェースとマイクセットで購入しようと思っていましたが、金額がかなり高くなる・・・
いつか動画制作もしたい、今よりもマイク音声のクオリティを上げたい・・・
色々さがしていてこのMV7にたどり着きました。
最初はこのまま使用して余裕ができたらオーディオインターフェースを購入してステップアップできるじゃん!
しかも音質がかなり良いならこのまま使い続けれるやん!
そんなことを思い購入を決めました。
ホント購入して良かったと思えるマイクです!
ヘッドセットのマイクに物足りなさを感じていたり、より質を高めたい方には是非オススメです。

ここまで見て下さりありがとうございます!またの機会にお目にかかりましょう!